細糸。

こんにちは。
花粉症真っ最中のひろのしんです。
この時期、鼻炎の薬が手放せません。
それで鼻水はおさまっても、こんどは目が…。
毎年のことながら、この時期は憂鬱です。
さて、前回(とは言ってもだいぶ前…。)釣りに行った時、使ってみたライン。
61-1
バリバス アジングマスターダブルクロスPE ビビッド
PEライン=低比重、つまり水に浮く、という常識を翻したラインです。
比重はナイロンライン(約1.14)に近い、1.18(メーカー発表数字)。
フロロ(約1.78)ほどではないですが、PE(約0.98)との差は歴然。
アジングでメインに使われてるエステルラインは、約1.38だそうです。
まあ、つまり、ライン単体で水に沈みます(ジグヘッドとかつけてなくても)。
高比重PEラインは、他のメーカーも以外と出してるみたいなんですが、このアジングマスターPEは、とにかく「細番手」。
ライトゲームにもってこいの、0.2号、0.3号、0.4号という番手のラインナップです。
メーカー説明には「高比重な分、すこし太いかも」的な事が書かれていますが、私が0.2号を使用した限り、十分すぎる細さだと思います。
というか、これ以上細いと結べん…。
普通のPEを使用されている方ならおわかりと思いますが、PEはとにかく、風に弱く、そして沈まない
それがメリットであり、デメリットでもあるのですが。
1g程度のジグヘッドだと、ラインの浮力に負けて中々沈まないし、風が吹こうものなら、風に吹き上げられて、まずそのくらいの重さのジグヘッドでは釣りになりません。
シーバスやエギングなんかでも苦労しますしね…。
ラインの浮力を利用して、藻の上を通す、なんて使い方もしますが・・・。
前回の釣行記にちょろっと書きましたが、このアジングマスターPEは、想像以上に水なじみがよく、1.5gのジグヘッド単体を、本当にスムーズにボトムまで運んでくれます。
体感的には、私が普段メインで使っている、2.5lbフロロと大差ありません。
正直これにはちょっと驚きました。
もちろん細かいことを言えば違いはありますが、少なくとも、軽量ジグヘッド単体を、ここまで違和感なく、スムーズに扱えるPEラインには、私自身は出会った事がありませんでした。
ライン強度も、0.2号で3.5lbあるらしく、たしかに根ガカリした時に強さを感じました。
竿をあおったくらいでは切れません。
PEラインの「感度」は今更言うまでもありませんが、改めて強く感じたのは、リグの飛距離
同じ重さのジグヘッドで、2.5lbフロロを使用していた時の、1.5倍くらい飛んでるのではないかと思うような飛距離です。すげえ。
マジでびびりました。
これはライトゲーム、特に、ジグヘッド単体をメインにされている方には、無茶苦茶武器になるラインだと思います。
欠点をあえていうなら、細PEならではの価格帯…。
実売はおそらく150m巻きとはいえ、0.2号に関しては店頭価格6,000円前後が平均だと思います。
多分一番安いのはここ。

ちなみに私のおすすめは、断然0.2号です。
安いのは0.4号です。太い分、当然強度も強い。
しかし、特にジグヘッド単体や、軽量なリグ主体で攻める方には、この0.2号の高比重PEを、1度体感してみて頂きたいです。
少なくとも私は、このPEで、本当に久々に、ライトゲームでのPE使用を解禁しました。
あ、ちなみに、リーダーはフロロの1号を使用しましたです。
61-2
リーダーにはこれ以外考えられん…。

ラインを探されている方は、ぜひご検討下さいね。
さあ、いよいよ春。
今週こそは釣りに行きたい!
…切実…。

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