こんばんは。
今日は午前中はまさかの日曜出勤に…。
午後からは家族サービスで、めずらしく観光地へ行ってきました。
場所は、山口県の旧・秋芳町(現・美祢市)にある、「別府弁天池」というところです。
日本名水百選にも選ばれている所で、有名な「秋芳洞」や「秋吉台カルスト台地」も近くにあります。
このくそ暑いのに、何も一番暑い昼間に行かなくても…と思いつつ、嫁と息子の機嫌をとりながら、いざ弁天池へ。
いざ目的地に着いてみると、こんなに暑いのに、県内はもちろん、県外ナンバーで駐車場がいっぱい。
…みんな好きっすね…。
何とか車を駐車して、息子抱えて歩いて向かうと…。
ををっ!
美しい!
さすが、名水百選に選ばれているだけあります。
ものすごい透明度、そしてコバルトブルー。
おそらくこのコバルトブルーは、水に含まれる石灰質、ミネラル分が影響してるのでしょうね。
さて、ここに来た目的はもうひとつ。
これはニジマスの養殖場です。
そう、今回のもうひとつの目的は、釣り堀。
嫁からの、「たくさん釣ってね。実家と従姉に持っていくから」という、わけのわからん指令を受けて、いざ人生初・釣り堀です。
しかし、人が多い。
しかも釣竿はただの竹の棒。それに4号くらいのフロロのハリス、チヌ針の6~7号くらいがついてる。
エサは練り餌。
さて、釣り堀のイメージって、魚がスレまくって、中々釣れないイメージです。
人間慣れしてる上に、えらく狡猾になってるというか。
実際に、人は多いけど、ほとんど釣れていません。
まさにイメージ通り。
それでも時々釣り上げられて、歓声が沸いてる。
さて、こんな時こそ、「趣味釣人」の本領発揮です。
餌を付けて、1投。
餌を付けて、1投。
餌を付けて、1投。
私の場合は、この3投で、魚の餌の食い方、合わせ方を大体調整し、確認できました。
結果。
その後、20分17投で14匹。
隣の家族やらが唖然として、無茶苦茶見つめられてる中の爆釣劇。
餌が半分以上残った状態での撤収。
すべて買い取りなので、6,000円以上かかったのは内緒(笑)
役立ったのは、釣り人としての今までの経験と、魚に対する知識、そして、観察眼。
私の場合は「おそらくこんな感じ…。」というイメージを先に作ってから、1投し、その結果をふまえて修正していきます。
パターンさえつかめば、魚は目の前にいますから、当然入れ食いになります(笑)
さて今回は、「釣り堀」という、非常に特殊な場所・状況でした。
面白かったのが、7~8匹目くらいから、明らかに餌への反応が鈍化し、それまで着水、あるいはフォール中へのヒットが多かったのに、10匹目くらいからは完全に、餌が着底した状態から、食いに来てる事。
そのため、完全に食ったのを目で確認してから、ゆっくりと追い合せる感じにしないと、合せが早すぎて針がすっぽ抜けるすっぽ抜ける。
2~3投ほどすっぽ抜けてから、調整できて、4匹追加。
そこで私が暑さでギブアップしました。
おそらく、餌を全部使用してたら、30匹近く…、金額にして、夢の1万円越えを果たせたでしょう(笑)
もし魚釣りを一生の趣味として、その腕を上げたいのであれば、釣果もですが、その「過程」を大事にすることです。
魚が釣れたのには、必ず何か理由があります。
タックル、仕掛け、餌、ルアー、時間、天候、場所、地形、季節、潮汐、などなど…。
この仕掛けでは釣れるのに、違う仕掛けではまったく釣れない。
こういう経験をし、それを考える事こそが、自分の経験値になり、引き出しの数になってきます。
坊主の時は私も山ほどあります。今でもしょっちゅう。
でもその経験こそが、次につながるんですね!
自分の経験値を増やし、そして、魚自体の事も、百科事典や動画なんかで調べましょう。
そうすれば意外と、結果はついてくるようになります!
と、最近釣りに行けない私が、偉そうな事を言ってしまいました。
でも、まずは自分を知り、そして敵を知る、です。
まだまだ、精進あるのみです!
ちなみに釣ったニジマスのうち、10匹は実家、親戚へ。
残りの4匹を、我が家で塩焼きにしました。
酒が~。
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