こんにちは、ひろのしんです。
あらためまして、今回の地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
また、なくなられた方々には、謹んでお悔やみ申し上げます。
九州での大地震。
ここ山口県も今までにない頻度で揺れていました。
幸い、山口県ではほとんど被害もないのですが、被災地の方々のご心痛・ご苦労は相当なもであると思います。
私も自分のできる事を見つけて、協力できたらと思っております。
様々な面で自粛ムードが漂っていますが、私はできるだけ普段通りで行こうと思います。
もしこのブログを見て、気がまぎれる方がいらっしゃるのでしたら、幸いです。
さてさて。
購入して約10か月たちました、我が15ストラディックC3000。
途中ダブルハンドルになったりしましたが、05バイオマスターのCFギア化のあおりを受けてシングルハンドルに戻り、シーバスからエギング、メバリングまで使用してきました。
イージーメンテナンス機構が排除されてますので、内部ギアに追加のグリスアップも全くしておらず、ハンドルノブを社外品に変えてる以外は、購入したまま使用してきております。
…っと、良く考えたら、スプール受けのブッシュをベアリングに変更してました。
ドラグがスムーズになったのかは、よくわかりませんが…。
ご存知の通り、しょっちゅう釣りに行く人に比べれば、私の釣行日数は少ないです。
1回の釣行時間は、最近は長くても4時間くらい。
あえていうなら、記事にしていない釣りも実はかなりあるので(時間の関係&釣果の関係で記事にしてない…)、まあ、それなりの使用頻度でしょうか。
使用としては、「河川での鉄板バイブの早引き」「地磯での対タケノコメバル釣り」「秋エギング」がほとんどです。
特に上の3つは、「リールの早巻き」「ゴリ巻き」「強いシャクリの連続」と、それなりに高負荷をリールに与えていますねぇ。
結論としては、現在のところ、トラブルらしいトラブルは出ておりません。優秀。
もう1台ある、そこまでハードに使用していない3000XGM(主にサーフでミノー)と巻き心地を比較すると、ギア自体のなじみの違いは感じます。
C3000の方がヌルヌルしてますね。
特にスローリトリーブ時に、巻く感覚が良い意味で「無い」感じです。
X-SHIPで大口径化したからか、あるいは宣伝通り、ギア自体が強くなった(?)のか分かりませんが、昔使用していたレアニウム4000S(CFギア)よりも、ギア自体が頑丈なように感じます。
まあ、ローターも高強度設計になり、かつボディ(フタ)がアルミ製なので、以前のリールよりは当然、リール自体の強度があるのも影響しているのでしょうね。
少なくとも、CFギア化したばかりの05バイオマスターよりは、リールそのものにはるかにカッチリ感があります。
巻く力も、同じC3000番クラスですが、ストラディックの方が実釣では上です。
これもX-SHIPとSuper-SHIPの違いなのかな?
ただ、相変わらず、ドラグのピッチの狭さには慣れません…。
05バイオの方が、調整しやすい…。
ドラグの滑り出し自体は、調整がきちんとしていれば、それなりにスムーズに出てくれます。
もちろん、ステラなんかには及びませんが、実釣には十分でしょう。
メバルや秋のアオリイカでも、しっかりドラグは効いていました。
ベアリング追加の効果があるのでしょうか?
上で述べた通り、ギア部に追加グリスアップはしていません。購入時のまま。
今の所問題ないですが、かといって機械ものに何もしないのは私的に不安なので、購入から1年位をめどに、分解してやろうと思っています。
この夏くらいかな?
ストラディックCi4+が手元に来てから、が一番いい時期かもですね。
ハンドルを回した時のシャリ感も無いので、メインギア部のベアリングの塩噛みも、今の所ないようですね。
ちなみに、以前の記事でも述べましたが、ラインローラー部への注油は、「私の自己責任で」釣行後に、水洗いをし、乾かした後、欠かさず行っております。
使っているオイルは、シマノの純正品です。
「コアプロテクトで撥水がどうのこうの…」なので、メーカー禁止事項となっております。やったらダメ。
ネット何かで言われている、コアプロテクトを導入した機種(14ステラ以降の機種一部)のラインローラー部のベアリングの錆びつきは、今現在全く発生していません。
ラインローラーもしっかり回っております。
シマノとダイワはメンテナンスフリーで競争してる感じなので、どちらも防水やらを強くアピールしてますが…。
やっぱ「回転部にオイル注さないで」というのはねぇ…。
動けば摩擦もあるから、どんなコーティングでも永遠にはがれない事はないだろうし…。
磁性オイルも、やっぱオイルだから、そのうち抜けるのが自然…。
まあ、とにかく、私のストラディックに関しては、ラインローラーはすこぶる順調です。
もし、14ステラ、15ツインパワー、ストラディックを使用されてる方で、ラインローラーがトラブってる方は、ヘジッホッグスタジオで純正品一式が売られてますので、購入されたらよろしいかと。
14ステラ用ラインローラー
15ツインパワー用ラインローラー
15ストラディック用ラインローラー
ちなみに、替スプールを購入してませんので、ラインはPE0.5号を巻いてひたすら使ってます。
軽いものでは1gのジグヘッド単体で使用してますが、バックラッシュも全く発生してません。
AR-Cスプールの恩恵もあるでしょうけど、まあラインは適正量巻きましょうですね。
最後に、スプールの新形状ラインストッパーは、確かにしっかりとラインが止まります。
今までのラインストッパーとは別物です。
総括。
個人的には、100点満点中90点くらいかな。85点?そのくらいです。
ドラグピッチが微妙な所、スプールエッジがむき出しな所などを除けば、この価格帯では完璧なものだと思います。
というか、普通に釣りするのに、改めてこれ以上必要ないと思いますね~。
今後モデルチェンジを、シマノはどう行うつもりなのか…。
私がこの冬オーバーホールに出した07ステラの出番が、今の所全くありません。ラインも巻いてない…。13,000円もかかったのに…。
替スプールなんて購入した日には、ストラディック以外のリール(今度購入するCi4+含む)はすべてお蔵入りになってもおかしくない感じです。ヤバい。
メインでステラやツインパワーを使ってる方のサブとしても、あるいはストラディックをメインとして使おうとしている方にも、使用している釣り人として、しっかりお勧めできる完成度です。
色んなリールを使いながら、どんどん買い替える方はともかく、自分でメンテしながら1台を長く使うような方には、最適なリールでしょうね。
また、普段ダイワ派な方が「シマノ使ってみようかな」と思うなら、ストラディックを買えば、今のシマノのリールの方向性のひとつを体感できるんじゃないでしょうかね。
もうひとつの方向性は「16ヴァンキッシュ」ですが、値段が高すぎるので「16ストラディックCi4+」をお勧めしときます。
何しろまだ発売前ですから…来て比較するのが楽しみ。
とにかく、以前の記事でも言いましたが、「05バイオマスター以来の、シマノの本気(良心…。)」をしっかり感じ取れるリールです。
きっとダイワに奪われたシェアを取り戻す気満々なんでしょう。最初からやっといたらね…。
もちろん、人それぞれ意見が違うので、実際使ってて、ストラディックに不満が多い方もおられると思います。私も本当に細かい部分に不満が無いかと言えば、嘘になります。
より軽量なリールを求められる方も多いでしょうし、もっとお手頃なリールを求められる方も多いと思います。
ダイワ的なデザインを求められる方にも、不満が多いと思います。
でも、「リールで迷ったら、とりあえずこれ買っとけ」ですね。
「リール」という「釣具」として求められる性能は、十分に満たしています。
ここから先は、個人個人が持つ、「こだわり」の世界ですね。
自由に行きましょう。
今回はここまで。
これはあくまで私個人の使用感です。
皆さんの情報の一端となれば幸いと思い、今回の記事にしました。
また気づいた事などあれば、私もどんどん書いていこうと思います。
長々と読んでいただいて、ありがとうございました。
ではでは。
( ̄Д ̄)ノ